受精と着床

卵管から排出された卵子が卵管膨大部で精子と結合し、はじめの体細胞となるのを受精といい、その後分裂を繰り返しながら子宮内部へたどり着き内壁に定着することを着床といいます。受精から着床までの期間は卵管内で3日、子宮について着床するまで6日の9日間といわれています。

受精にかかる日数は卵子の受精可能期間が24時間であることから1日以内に行われますので、着床までで10日間かかると言えます。ですが、妊娠期間は最終月経を0日としてカウントされますので、受精が行われるのは排卵期である2週目あたり、着床される頃には妊娠3週目と数えられます。

受精された卵が子宮内で着床するときに起こる出血を着床出血・月経用出血と呼びます。受精・着床後の出血は月経時のものと異なり、色が薄かったり茶色っぽかったりします。受精されたときは一つの細胞にすぎませんが、着床される頃には細胞分裂を繰り返し、少しづつ人として成長を重ねています。ただ、受精された卵が子宮内にたどり着いても、全てが着床されるわけではありません。

受精したまま着床せず、通常の月経として流れてしまうものを科学的流産といいます。この場合を含めると流産の確立というのは思っているよりも高いです。受精した卵が着床せず妊娠しなかった場合というのは多いのです。
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